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持ち株会社

2013.12.1(日) 掲載
 複数の企業の株を保有することにより、それらの企業を統括・管理している会社のことです。傘下にある企業の経営戦略の立案に携わり、自らは事業を行いません。欧米では一般的な形態ですが、日本では戦前の財閥復活を防ぐため、独占禁止法により長い間禁止されていました。しかし事業リスクの分散と企業の合併・買収(M&A)による業界再編を円滑に行うため、独占禁止法が改正され、条件付きで1997年12月に解禁されました。この解禁にともなって、グループ内で税負担を軽減できるような新しい納税制度の導入が議論されています。
 金融業界でも、98年3月から金融持ち株会社の設立が可能となりました。これにより銀行、証券、生損保の業態間で相互に参入しやすくなり、破たん処理もスムーズに進むのではないか、と期待されています。