日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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がん保険

2018年12月14日(金) 日本経済新聞 朝刊

通院保障が主流に
 がんになって入院したり、手術をしたりしたときに給付金を受け取れる保険。「第三分野」とよばれる医療保険の大部分を占める。2017年度の保有契約件数は2400万件超。患者数の増加にともなって市場は拡大を続けており、契約件数はこの3年間で11%増えた。一定の契約期間内に給付金を受け取れる定期保険と、一生涯保障が続く終身保険のような2つのタイプがある。
 医療技術の進歩でがんの治療が変化し、がん保険の保障内容も変化している。厚生労働省によると、08年には通院するがん患者の数が入院するがん患者の数を逆転。古いがん保険の中には20日以上継続入院しないと通院給付金がもらえない商品もあったが、今は入院よりも通院保障に重点を置いた商品が主流になっている。
 最近では、手術や通院、放射線、抗がん剤、ホルモン剤の治療など必要な保障だけを追加できる商品も増えてきた。4月には料率の基準となる「標準生命表」が11年ぶりに改定された。契約者の支払い負担は増える傾向にある。