日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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中国の新車販売

2018年12月28日(金) 日本経済新聞 朝刊

28年ぶり前年割れ
 中国の新車販売は2009年に米国を抜き世界最大となった。中国汽車工業協会によると17年の販売台数は2888万台で、米国を7割近く上回り、日本の約5.5倍に相当する。ただ18年の販売台数は7月から前年割れが続き、通年では3%程度のマイナスになる見通し。中国メディアによると通年での前年割れは1990年以来で28年ぶりになる。
 足元で新車販売が落ち込んでいる背景には、米中貿易戦争などで景気の不透明感が強まり、高額消費を避ける傾向の広がりがある。17年に小型車減税が打ち切られる前の駆け込み需要が発生した反動も出た。ただ中国の自動車保有率は先進国に比べ低い水準にとどまり、新車販売が伸びる余地はなお大きいとの見方も根強い。
 中国の新車は現状ではガソリン車が大半を占めるが、今後は電気自動車(EV)など新エネルギー車の比率が高まる見込み。習近平(シー・ジンピン)最高指導部はハイテク産業育成策「中国製造2025」で新エネ車を重点領域に指定し、25年に新車販売の2割を新エネ車にする目標を掲げている。