日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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中国のスマホ市場

2019年1月10日(木) 日本経済新聞 朝刊

買い替え低調で規模縮小
 中国は世界最大のスマートフォン(スマホ)市場だが、その規模は縮小が続いている。政府系のシンクタンク「中国情報通信研究院」によると、2018年に中国国内のスマホ出荷台数は約3.9億台と、17年に比べ15.5%減った。現行の通信規格「4G」やスマホ決済などのサービスが普及した16年の急拡大から一転、2年連続の2桁減少だった。
 縮小市場でシェアを伸ばすのは現地メーカーだ。米調査会社IDCによると、18年7~9月のシェアは華為技術(ファーウェイ)が首位。2位以下もOPPO(オッポ)、vivo(ビボ)、小米(シャオミ)と中国勢が占め、アップルは5位にとどまる。世界首位の韓国サムスン電子は1%未満とみられる。当初は価格の安さが特徴だった中国勢だが、レンズを複数搭載したカメラの搭載で先行するなど、機能面の評価も高まっている。
 市場縮小の要因としては景気減速に加え、普及一巡による買い替えサイクルの長期化が指摘される。中国は中古スマホの一大市場で、日本で下取りされた端末も多く輸出されている。新品が高額化しているため「割安な中古品に顧客が流れている」(米調査会社アナリスト)との見方もある。