日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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シェールオイル

2019年1月14日(月) 日本経済新聞 朝刊

米原油生産の7割に
 地下深くの頁岩(けつがん)層と呼ばれる硬い地層に含まれる原油。「タイトオイル」とも呼ばれる。2000年代初頭に水の圧力で岩盤に亀裂を入れる「高圧破砕」と呼ぶ採掘技術が確立され、10年ごろから米国やカナダで生産が増えた。頁岩層に含まれる天然ガス(シェールガス)の生産拡大と合わせて「シェール革命」と呼ばれる。
 米シェール主要7鉱区の生産量は18年12月時点で日量803万バレルと米原油生産の7割に達している。南部テキサス州からニューメキシコ州にまたがる最大鉱区パーミアン盆地からの採掘が米シェールオイルの5割弱を占める。原油相場が下落した14~16年に生産コストの低減が一段と進み、採算ラインは既存の油田で1バレル25~40ドル程度、新規開発の油田で50ドル以下とされる。
 米エネルギー情報局(EIA)の13年時点の報告書によれば、技術的に採掘が可能とするシェールオイルの埋蔵量は世界全体で推定3450億バレル。原油の総埋蔵量の約1割を占めると推計されている。EIAは15年に米国の埋蔵量を上方修正した。