日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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英議会

2019年1月17日(木) 日本経済新聞 朝刊

下院、保守党と地域政党で過半
 英国の最高立法機関で国王(女王)、上院、下院の3者で構成される。上院は貴族院とも呼ばれ、貴族や英国国教会の主教ら約800人で構成される。終身制で原則無給。下院は選挙で選ばれ、定数650、任期は5年。1911年の議会法で、下院優先の原則が定められた。
 総選挙は、選挙区ごとに最大得票者が当選する単純小選挙区制で行われる。1選挙区で1人しか当選しないため、二大政党制になりやすいとされる。現在の二大政党は、経済界などを支持層に持つ保守党と、労働組合を支持母体とする労働党だ。首相は国王が任命するが、原則として下院で過半数を占めた政党の党首が選ばれる。日本と異なり、任期満了前の議会解散には議会の3分の2以上の同意が必要だ。
 2016年、国民投票でEU離脱派が勝利したことを受けて保守党のキャメロン首相が辞任し、メイ党首が首相に就任した。17年の総選挙では保守党が第1党を維持したが、どの政党も過半数を握れない「ハングパーラメント(宙づり議会)」に陥った。メイ首相は下院で過半数の勢力を維持するため、10議席を獲得した北アイルランドの地域政党、民主統一党(DUP)と閣外協力を結んだ。