日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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株主還元

2019年1月18日(金) 日本経済新聞 朝刊

配当や自社株買いで実施
 税金などを支払った後に残った純利益や、過去の利益の蓄積の一部を株主に返す(還元する)こと。現金を支払う配当と、企業が株式を買い戻す自社株買いの2つがある。
 自社株買いが還元策となるのは、株式を買い戻す際にその代金を株主に支払うことになるためだ。配当と違って、株価動向や自社の資金繰りを勘案しながら、機動的に実施できるメリットがある。自社株買いには株式数を減らして1株あたりの価値を高めたり、企業が「自社の株価が安すぎると考えている」とのメッセージを市場に発したりする効果もある。
 資金をどう使うべきかは企業ごとに変わってくる。成長企業は設備投資などに重点的に資金を回す方が合理的な半面、成熟段階に入って急成長が見込みにくくなった企業は株主還元を充実した方が市場での評価を高めやすいとされる。