日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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無形資産

2019年1月23日(水) 日本経済新聞 朝刊

特許や商標、デジタル化で重み
 特許や商標など目に見えない資産のこと。土地、建物など有形資産と対になる概念だ。近年ではビジネスのデジタル化に伴い、ソフトウエアが無形資産として計上されることが多い。M&A(合併・買収)の拡大を受け、買収時に支払った「上乗せ代金」である「のれん」の増加も目立つ。
 世界の上場企業の無形資産は17年度に約9兆6900億ドルと、07年度比で倍増した。グーグルやアマゾン・ドット・コムなど「GAFA」と呼ばれる巨大IT(情報技術)企業の存在が影響している。こうした企業は一般的な製造業のように物理的な生産設備は必要としない一方、利用者データや人工知能(AI)技術などの無形資産を世界中から集め、競争力につなげている。
 日本国内の製造業が無形資産への投資を増やす動きも出始めている。トヨタ自動車や富士通などは単なるハードの製造業ではなく、その前後のサービスなどソフトで稼ぐビジネスモデルへの転換を打ち出している。