日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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PMI

2019年5月29日(水) 日本経済新聞 朝刊

企業の景況感 50が分かれ目
 企業の景況感を示す代表的な経済指標の一つ。英語のPurchasing Manager's Indexの頭文字をとってPMIと呼ぶ。日本語訳は購買担当者景気指数。景況感の改善と悪化の分かれ目は50で、指数が50を上回れば景気がよいとされる。下回ると景気が悪くなると考えられる。
 各社で原材料や部品を調達する購買担当者にアンケート調査や聞き取りをして指数を作っている。指数には生産高や新規受注、受注残、雇用、製品価格といった項目がある。購買担当者は仕入れをする時に、自社の生産計画や取引先の需要などを見極める必要がある。実務者への直接の調査に基づくので信頼性が高い。数カ月先の景気動向を敏感に映す重要な先行指標となっている。
 国内総生産(GDP)など他のマクロ経済指標より速報性が高いのも特徴だ。国や地域ごとに月次のデータが発表されている。足元の新規輸出受注指数は日本、中国、ユーロ圏で50を下回っている。世界全体も50を下回り、輸出環境が悪化している。