日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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AI人材

2019年6月2日(日) 日本経済新聞 朝刊

高度な知識、活躍の場広がる
 データを解析するための数学の知識やプログラミングの技術などを持ち、人工知能(AI)を開発したりビジネスに活用したりする人を指す。AIの仕組みや特性を深く理解して産業振興策や地域おこしなどにどう生かすか企画できる人なども含む。AIを人手不足の克服や生産性の向上につなげる動きが広がり、人材不足の問題が注目されるようになった。
 米国のコンサルティングDraupは、ビジネスの場で活躍するAI人材は世界に45万人と見積もる。うち日本は1万8千人で米国の13万人や中国の7万人より大幅に少なく、インドやフランスにも後れを取る。同社は日本の問題を「活躍の場が東京のIT企業に集中している」と指摘する。
 処遇改善も課題だ。英人材サービス大手ヘイズによると、データ分析の専門家の「データサイエンティスト」の最高給与は日本が年1200万円で中国やシンガポールより低い。年功序列や配置転換が多い日本型の雇用では、優秀なAI人材の採用は難しいとの指摘もある。