日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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合計特殊出生率

2019年6月8日(土) 日本経済新聞 朝刊

先進国中心に低下
 1人の女性が一生の間に産む子供の平均数。15~49歳の女性が産んだ子供の数を、それぞれの年齢別の人口で割って合算する。現状の人口を維持するには2.06~2.07が必要とされる。2005年に過去最低の1.26を記録。その後少しずつ回復し、ここ数年間は1.4台で推移している。
 世界的にも出生率は先進国を中心に低下してきた。内閣府の資料では1950~55年平均で5.02の水準だったが、2000~05年平均で2.65まで低下した。発展途上地域が2.90だったのに対し、先進地域では1.56だった。先進地域のなかでいち早く保育関連の施策を充実させたフランスやスウェーデンでは1.5~1.6台まで低下した後、近年は1.8~1.9まで回復している。
 出生率の低下が進むと、労働力が減る。将来的に保険料を負担する人の数が減るため、年金財政にも深刻な影響を与えかねない。