日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

  • はてなブックマーク
  • Facebook
  • mixiチェック
  • Twitter
  • LinkedIn

かかりつけ医

2019年6月25日(火) 日本経済新聞 朝刊

欧州で定着、地域医療担う
 患者が継続的に診察してもらう医師。日本医師会などは(1)なんでも相談できる(2)最新の医療情報を熟知している(3)必要な時に専門医を紹介できる(4)身近で頼りになる(5)地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師――と定義している。「家庭医」として定着している欧州では、専門医への取り次ぎを選別するゲートキーパーとしての機能を持つ。
 旧厚生省は1980年代に家庭医の制度化に乗り出したものの、医師会の反対などで頓挫した経緯がある。英国のようにゲートキーパー制度を設けようとしていると受け止められ、医師会は「医療費抑制策」と反発した。
 ただ政府の社会保障制度改革国民会議が2013年にまとめた報告書は、「緩やかなゲートキーパー機能を備えたかかりつけ医の普及は必須」とした。近年は病院勤務医の過重労働も問題視されるようになり、かかりつけ医と専門医の役割を明確にする機運が高まっている。