日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

  • はてなブックマーク
  • Facebook
  • mixiチェック
  • Twitter
  • LinkedIn

MaaS

2019年6月29日(土) 日本経済新聞 朝刊

移動手段 支払い一本化
 移動手段のサービス化を表す「モビリティー・アズ・ア・サービス」の頭文字をとった造語。自動車などのモビリティー(移動手段)を持たず、使いたいときに有料で使う次世代サービスを指す。クルマのほか鉄道・バスなどの公共交通、タクシー、カーシェアリング、自転車などをIT(情報技術)でつなぎ、スマートフォンアプリで予約や決済までできるようにする。
 多様な移動手段を1つのサービスにまとめ、支払いも一本化できる。定額制による乗り放題を実現でき、利便性が高まる。移動サービスを充実させるために人工知能(AI)や自動運転の技術を導入した新たな移動手段の開発も促せて大きな経済効果が見込まれる。
 PwCコンサルティングの推計ではMaaSの市場規模は2030年までに米欧中の合計で150兆円に達する。自動車関連に限った数字で利用データの解析や、新たな移動販売や宅配などのサービスといった商機も含めれば、市場規模はさらに大きくなる。半面、自家用車販売や駐車場需要は減少が予想される。