日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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1人区

2019年7月7日(日) 日本経済新聞 朝刊

参院選左右、与野党が注力
 参院選で改選定数1の選挙区。青森や岩手、宮崎、鹿児島など地方に多く、全国に32ある。これ以外の都道府県の選挙区は1回の選挙で2~6人を選ぶため「複数区」と呼ばれる。与野党が議席を分け合う複数区と違い、1人区は与野党どちらかの候補が落選する。選挙全体を左右するため、与野党が力を注ぐ。
 1人区は2001年に24から27に、その後も29、31、32と段階的に増えてきた。地方の人口が減り都市部との「1票の格差」が拡大した。これを是正するため都道府県ごとの定数見直しを進め、地方の複数区が1人区になったためだ。16年には鳥取と島根、徳島と高知の2県で1人を選ぶ「合区」も導入した。地方の人口減で与野党激突の選挙区が増えている。
 2004年以降の過去5回の参院選をみると、1人区のなかで自民党が5連勝したのは山口など4県。逆に岩手は非自民の候補が5連勝している。青森や山形、大分などで議席の取り合いが激しい。自民党は今回、16の1人区を「激戦区」に指定し活動に力を入れる。米国では共和党と民主党のどちらが勝つか揺れ動く注目州を「スイングステート」と呼ぶ。