日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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派遣社員

2019年7月18日(木) 日本経済新聞 朝刊

景気拡大で増加傾向
 人材派遣会社から仕事の紹介を受けて企業に派遣される労働者のこと。正社員や契約社員が直接、企業に採用されているのに対し、派遣社員は人材派遣会社に雇用されている。パートやアルバイト、契約社員などと共に、非正規労働者と呼ばれる。
 2018年時点の派遣社員は136万人。男性の51万人に対し、女性が85万人と多い。04年の改正労働者派遣法で製造業への派遣が可能になったことを機に採用が拡大し、08年には140万人に達した。同年のリーマン・ショックで解雇が相次ぎ、一時は100万人を割り込んだものの、直近では景気拡大や人手不足を背景に再び増加傾向にある。
 正社員と同様に派遣社員も健康保険や雇用保険に加入でき、有給休暇の取得や不公正な解雇の禁止といった権利も保障されている。人材派遣会社が福利厚生サービスを提供しているケースもある。もっとも平均賃金(時給換算)は正社員の2127円(17年)に対し派遣社員は1728円(17年度)にとどまり、待遇の改善が課題になっている。