日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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中東産原油

2019年7月20日(土) 日本経済新聞 朝刊

世界供給の3分の1
 中東には世界屈指の産油国が集まる。サウジアラビアやイラク、イランなどペルシャ湾岸諸国の原油供給量は2018年に日量約2700万バレルと世界の約3分の1を占めた。日本を含むアジア諸国は伝統的に中東産原油に依存し、その大半がペルシャ湾からホルムズ海峡を経由して輸出される。
 原油には硫黄分や比重によって様々な種類があり、アジア市場では中東産ドバイ原油が基準とみなされている。ニューヨーク市場のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油、ロンドン市場の北海ブレント原油と並び、指標原油の一つだ。ドバイ原油相場は、ガソリンをはじめ日本のエネルギー価格を左右する。
 近年は米国がシェールオイルの増産を続け、サウジをしのぐ最大の産油国になった。主に中東の産油国でつくる石油輸出国機構(OPEC)の市場シェアは低下傾向にある。OPECは非加盟のロシアなどを巻き込んで協調減産に取り組み、影響力を増そうとしている。