日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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自動車大手の構造改革

2019年7月26日(金) 日本経済新聞 朝刊

投資資金確保へ効率化
 世界の自動車大手が大規模なリストラを進めている。米ゼネラル・モーターズ(GM)は北米5工場を閉鎖し世界で15%の人員を削減する。米フォード・モーターは不振の欧州で5工場を閉め1万2千人を減らす。2019年4~6月期に1600億円の最終赤字を計上した独ダイムラーは7月24日に「収益力改善プログラムを強化する」と表明。人員削減に踏み込むとみられている。
 成長が続いてきた自動車市場は転機を迎えている。日米と欧州の一部を合わせた主要5市場での新車販売は2018年7~9月期以来、前年割れが続く。先進国市場の停滞が鮮明になり、中期では拡大が見込まれる新興国市場も足元では縮小している。
 かつてのリストラは経営危機を迎えた企業が存続をかけて取り組むケースが大半だった。今回は、将来に備えて事業体制を効率化する側面が強い。「CASE」と呼ばれる次世代車の関連技術を開発するには巨額の資金が必要になるためだ。