日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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債券利回り

2019年7月31日(水) 日本経済新聞 朝刊

市場価格上がれば低下
 債券投資における年間の投資収益率のこと。通常は満期まで保有する場合の1年当たりの利回り、「最終利回り」を指す。償還までの利子収入と償還される額面、債券の購入額から算出する。債券は一定の額で発行された後、市場取引で価格が変動し、それに応じて利回りも変わる。例えば、額面が100円で年1%の利払いがある残存1年の債券を95円で買うと、最終利回りは約6.3%になる。市場価格が上昇すると利回りは低下する。
 先進国の国債を束ねて指数化したFTSE世界国債インデックスの最終利回りは、2018年末に比べて4割ほど低下した。各国の中央銀行が緩和的な金融政策を続け、日欧のように利回りがマイナス圏に沈む国債が増えている。
 より高い価格で売り抜けられる可能性がある限り、マイナス利回りの債券を買う経済合理性はある。景気の先行き不透明感が増したり、地政学リスクが高まったりする場合にも、安全資産である国債にはマネーが殺到しやすい。