日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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サブリース

2019年8月11日(日) 日本経済新聞 朝刊

アパートなど一括借り上げ
 建物の所有者からアパートなどの賃貸住宅を一括して借り上げ、入居者にまた貸しする事業。所有者は一定期間、収入が保証され、家賃の収納業務なども業者に任せて負担を減らせる。国土交通省が設けている任意の登録制度上は「賃貸住宅管理業」の一形態とされる。管理戸数は任意登録業者の分だけで全国約300万戸で、民間の借家の約2割を占める。
 アパートなどの建設や土地購入にかかる費用は所有者が金融機関からの借り入れなどでまかなう。家賃収入が保証されるとはいえ、保証は数十年間に及ぶ借入金の返済期間中ずっと続くわけではない。業者との契約は通常、賃料保証は最初の10年間などに限られ、それ以降は数年ごとに賃料を見直す条項が盛り込まれている。
 年収が数百万円のサラリーマンが1億円規模の借り入れをしてアパート経営に乗り出す例もあるとされる。所有者が予想しなかった段階で家賃の減額を迫られ金融機関への返済が行き詰まるといったトラブルや訴訟も多く、社会問題となっている。