日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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フランチャイズチェーン

2019年10月22日(火) 日本経済新聞 朝刊

投資抑え店舗展開加速
 フランチャイズチェーン(FC)は、複数店舗を展開する小売店や飲食店などで一般的な仕組み。個人や法人がFC加盟店として、本部を運営する企業と契約を結ぶ。本部は商標や経営ノウハウを提供し、加盟店からロイヤルティー(経営指導料)を受け取る。本部は投資を抑えながら店舗展開を加速でき、加盟店は仕入れを本部に任せ営業に専念できる利点がある。
 FC契約の内容は業界や企業によって異なる。コンビニエンスストアの場合、ロイヤルティーは売上高から原価を差し引いた粗利益の一定割合を本部に支払う。成長局面ではうまく機能してきたが、国内で約5万8千店の規模に成長し、同一チェーン内でも競合が発生するようになってきた。人件費の増加も止まらず、個人オーナーの多いコンビニの加盟店では経営環境の厳しさが増す。
 加盟店オーナーは独立した個人事業主であり、営業については裁量を持つ。ただコンビニのFC契約では24時間営業が原則となっており、人手不足が厳しくなる中で本部との溝が深くなっていた。各コンビニチェーンでは深夜休業や無人店舗の実験を始め、FC契約やロイヤルティーの見直しなどにも踏み込んでいる。