日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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トランステック

2019年12月3日(火) 日本経済新聞 朝刊

人間の成長、技術でサポート
 IT(情報技術)に脳科学や心理学などを組み合わせ、人間の心身の成長をサポートする技術を指す。トランスフォーマティブテクノロジー(Transformative technology=変化を促す技術)を略して、トランステックと呼ぶ。感情分析はその中核技術として成長期待が高く、世界の関連市場は2025年に37億ドル(約4100億円)に拡大する見通しだ。
 具体的な導入先として活用が広がるのが「職場」だ。米IT企業のヒューマナイズはカード型センサーを使った行動解析で顧客企業の業務改善を支援しており、サービス提供先は世界で数百社に及ぶとされる。日本でも音声から働く人の喜怒哀楽を読み取るEmpath(東京・渋谷)の新技術が注目を集めており、コールセンターなどでの採用が相次ぐ。
 今後はドライバーの集中力を高めたり、介護現場で高齢者の活力を高めたりする新たな活用法も期待されている。ヒューマナイズのエレン・ヌスバウム最高経営責任者(CEO)は「人工知能(AI)などが発展し、導入できる産業の裾野は広がった」と語る。ただ個人データをどう守っていくかといった課題も浮上している。