日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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口座管理手数料

2019年12月6日(金) 日本経済新聞 朝刊

米では徴収が一般的
 預金口座の管理を理由に銀行が預金者から徴収する手数料。すべての口座を対象とする「口座維持手数料」と、入出金などで稼働していない口座に対象を絞った「口座管理手数料」に区別することがある。マネーロンダリング(資金洗浄)対策の高度化で口座の管理に要するコストが上がっており、手数料で預金者に負担を転嫁するねらいがある。
 米国を中心に、海外では預金口座に手数料を課している金融機関が少なくない。国内でも一部の大手行が預金残高が一定額を下回ると手数料が生じる口座を2000年ごろに導入したが、定着しないまま廃止された経緯がある。りそな銀行と埼玉りそな銀行では入出金などが2年以上なく、残高が1万円未満の口座を対象に04年から年1200円の「管理手数料」を徴収している。
 日銀が16年2月に始めたマイナス金利政策で、市中銀行が日銀に預ける当座預金は3種類に分かれ、プラス0.1%、ゼロ%、マイナス0.1%の金利が適用されている。預金が集まるとマイナス金利の適用を受ける可能性が高まるため、過度な預金の流入を防ぐ観点からも手数料導入に向けた検討が進みそうだ。