日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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修士・博士号

2019年12月8日(日) 日本経済新聞 朝刊

海外は学部卒より就職有利
 大学院に進学して修士課程(通常2年間)を修了して得られる学位を修士号、その後の博士課程(同3年間)を経て得る学位を博士号と呼ぶ。特定分野で専門的な研究に取り組み、成果を論文として執筆することが取得要件となるのが一般的だ。博士には、優れた論文を提出した人に与えられる「論文博士」という仕組みもある。
 英語では修士をMaster(マスター)、博士はDoctor(ドクター)と呼ぶ。博士号は一般に「Doctor of Philosophy」に由来する「Ph.D.」と表記される。大学の学部卒業者である学士はBachelor(バチェラー)と呼ばれる。海外では学士に比べ修士や博士が就職などで有利だ。特に博士は、専門知識や課題解決能力が評価され、高収入につながりやすい。
 欧米では博士課程の学費を免除したり、学生に給与を支給したりすることが珍しくない。日本は経済的支援が手薄で就職にも苦労することが多いことから、博士課程への進学率は低下傾向が続く。こうした状況は主要国では異例で、中央教育審議会の大学分科会は1月の報告書で「早急に改善を図る必要がある」と指摘した。