日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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財政規律

2019年12月21日(土) 日本経済新聞 朝刊

野放図なら金利上昇も
 国は税収や公債の発行で歳入を手当てし、社会保障や防衛、公共サービスなどを国民に提供している。野放図に借金を積み重ねると金利上昇を招いて国民生活に影響しかねないため、財政運営には一定の規律が必要になる。
 日本の財政再建は黄信号が点滅し、いつ赤信号になるかわからない。国内総生産(GDP)に対する国と地方を合わせた長期債務残高の割合は20年度末時点で197%になる見通しだ。10年度末の173%からじりじり上がり、18年度は200%の大台に乗せた。
 20年度見通しが19年度より少し下がったのは、高めの経済成長率をもとに分母にあたる名目GDPが570.2兆円と19年度見込み(558.3兆円)に比べて2%増えると想定したためだ。債務残高は20年度末で1125兆円と19年度比で8兆円増える見通し。景気が想定より少しでも下振れすると、割合は200%を超える可能性もある。