日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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日銀のETF購入

2020年3月17日(火) 日本経済新聞 朝刊

株式相場を下支え
 「ETF」はExchange Traded Fundの頭文字をとったもので、取引所に上場している投資信託を指す。日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)など株価指数に連動するよう運用しているものが多い。日銀は金融緩和の一環として国債などとともに購入を拡大してきた。
 日銀は黒田東彦総裁の就任直後の2013年4月、異次元緩和の一環で保有残高を年1兆円増やす目標を決めた。14年10月には目標額を約3兆円に増やし、16年7月には約6兆円とした。16日の金融政策決定会合では、この目標額を約12兆円に倍増させた。
 購入は株式相場を下支えするが、企業経営の監視の緩みや日銀の財務悪化の恐れといった副作用ももたらす。黒田総裁の国会での説明によると、保有するETFの損益分岐点は日経平均株価で1万9500円程度。この水準を下回ると含み損になる可能性がある。