日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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経済対策

2020年4月7日(火) 日本経済新聞 朝刊

景気の下振れリスクに対応
 政府が景気を浮揚させるために打ち出す政策パッケージのこと。失業者の増加や企業の資金繰り悪化に備える措置や、財政出動で需要を生み出して経済活動を活発にさせる施策などで構成する。年度の途中に編成する補正予算に対策に必要な費用を盛り込むのが一般的だ。
 政府は昨年12月に海外経済の下振れリスクに備える経済対策をまとめ、2019年度補正予算を成立させたばかり。しかし2月以降、新型コロナウイルスの感染が拡大した。年度初めに補正予算を編成するのはめずらしいが、経済の下振れリスクが急速に強まったことから、間を空けず緊急の経済対策を策定する。
 経済対策には規制緩和策が含まれることもあり、今回はオンライン診療の初診解禁などが目玉として盛り込まれる見通し。ただ、景気の直接的な押し上げ効果は「真水」と呼ばれる財政出動の規模によるところが大きい。リーマン・ショック後の09年4月に当時の麻生政権がまとめた対策では真水部分が15.4兆円にのぼった。