日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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金利

2020年6月14日(日) 日本経済新聞 朝刊

物価安定・金融政策の手段
 お金の貸し借りをする際に発生する利息のこと。借り手の信用力や期間などで差が出る。例えば、信用力の低い政府や企業が返済期間の長い借り入れをする場合、高くなりやすい。貸し借りの期間が1年以上のものを長期金利と呼び、代表的な指標として「10年物国債」の利回りが用いられる。
 中央銀行は金利を金融政策の手段として使っている。金利を下げると、企業や個人が資金調達しやすくなる。設備投資や住宅購入が活発になり、景気を上向かせる。景気が過熱すれば、金利を引き上げて物価に低下圧力をかける。景気の振幅をならして物価を安定させるのが目的だ。日銀は2%の物価目標に向け、長期金利を0%近辺に誘導するよう国債を買い入れており、国の借金が膨らむなかでも金利は低位で安定している。
 金利の下限はかつては0%とされてきたが、2010年代に日欧の中銀が相次ぎマイナス金利を導入した。金利は外国為替相場にも影響を及ぼす。ドル円相場では米国の金利が上がって金利差が開くと、円安になりやすい。