日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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産業ビッグデータ

2020年6月20日(土) 日本経済新聞 朝刊

新技術を創造する糧に
 企業が製造・開発の現場から収集する膨大な情報。ウェブサイトやSNS(交流サイト)から得る「バーチャルデータ」と対比し、「リアルデータ」とも呼ばれる。人工知能(AI)や、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」の技術と合わせて活用し、新たな技術や製品、サービスの創造につながると期待されている。
 欧州連合(EU)は2月に公表した新デジタル戦略で加盟27カ国のデータ市場を整備する方針を示した。製造業、移動、健康など9つの重要分野ごとにデータを流通させる構想で年内にも法案をつくる。物理的に時系列で集める性質上、製造業が得意な日本やドイツには良質なデータが眠っているとされる。
 日本は米欧と比べて企業の活用が遅れている。三菱総合研究所による2017年の国際アンケート調査によると日本企業は「既に積極的に活用」と「ある程度活用」を合わせて51.8%だった。米国が69.4%、英国は64.5%、ドイツは72.1%に上った。