日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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有機EL

2020年7月8日(水) 日本経済新聞 朝刊

韓中勢が市場席巻
 電圧をかけると赤、緑、青に発光する有機化合物を基板上に細かく配列して制御することで映像を表示するディスプレー。基板はガラスだけでなく樹脂も使えるため、様々な形状に加工しやすい。スマートフォンやテレビ、車載ディスプレーなどで多彩なデザインを実現できる。バックライトを利用する液晶より、コントラスト(明暗)比が優れる。
 米アップルや韓国サムスン電子、中国・華為技術(ファーウェイ)など大手スマホメーカーの上位機種に採用が広がる。画面を折り畳みできるスマホのほか、韓国LG電子がロールのように巻けるテレビを開発するなど、ディスプレーの可能性が広がる。
 韓国のサムスン電子とLGディスプレーのシェアが高く、英調査会社オムディアによると、2019年の出荷額シェアでサムスンは73.5%、LGディスプレーは15.9%。最近は中国勢もシェアを伸ばしている。JOLED(ジェイオーレッド)は6月、中国・家電大手のTCL科技集団と大型パネルの量産に向けて資本業務提携を発表した。中国京東方科技集団(BOE)のパネルを米アップルが自社製スマホに採用するとの見方も出ており、競争が激しくなっている。