日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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ユニコーン

2020年7月18日(土) 日本経済新聞 朝刊

急成長中の未上場企業
 未上場だが投資家から高い評価を受け、上場企業の株式時価総額に相当する評価額が10億ドル(約1070億円)に達した成長企業を指す。伝説の生き物である「一角獣(ユニコーン)」になぞらえ、めったに現れないという意味を込めて呼ばれる。米中が二大大国で、米国では新しい企業が相次ぎ登場して産業の新陳代謝が進む。中国は国策として、最先端のデジタル技術の革新を加速している。
 米調査会社のCBインサイツによると、ユニコーン企業の評価額の上位10社のうち9社を米中が占めた。中国ではショート動画アプリ「TikTok」を運営する北京字節跳動科技(バイトダンス)や配車サービスの滴滴出行(ディディ)、米国ではイーロン・マスク氏が率いる宇宙開発のスペースXなど有力企業が並ぶ。
 日本のユニコーンは人工知能(AI)開発のプリファードネットワークス(東京・千代田)など3社にとどまる。政府はスタートアップが成長しやすい環境を整える「グローバル拠点都市」に東京、愛知、京阪神、福岡の4都市圏を選定。企業に成長資金向けの補助金を優先的に振り分け政府調達の入札でも優遇するなど、スタートアップ育成に力を入れ始めている。