日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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ネットの闇市場

2020年7月20日(月) 日本経済新聞 朝刊

サイバー犯罪の温床
 インターネット上に存在する非合法的な商品・サービスを取引するサイト。対象はマルウエア(悪意あるソフトウエアの総称)や流出情報といったサイバー攻撃関連や違法薬物、ポルノなど幅広く「サイバー犯罪の温床となっている」(元京都府警のNECエグゼクティブディレクター、木村公也氏)という。
 決済手段として、匿名性の高い暗号資産(仮想通貨)が一般的に使われる。多くは「Tor(トーア)」など発信元を隠す匿名化ソフトを使わないとアクセスできない「ダークウェブ」上に存在しているが、近年は一般的なサイトと同様にアクセスできる「サーフェスウェブ」上の闇市場も増えている。
 捜査当局の摘発で、2013年は「シルクロード」、17年は「アルファベイ」など大規模な闇市場が閉鎖された。だが、その度に新たな闇市場に参加者が流れていく。「完全な取り締まりが難しく、いたちごっこが続く」(木村氏)との指摘もある。