日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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技術の標準化

2020年7月25日(土) 日本経済新聞 朝刊

中国、規格統一で関与強め
 中国は製品やサービスの規格や評価方法を統一して、互換性や品質を確保する標準化に力を入れている。国際機関や各国の公的機関で定める標準を「デジュール標準」と呼ぶ。国際標準化機構(ISO)や国際電気通信連合(ITU)などの国際機関では各国の代表が提案を持ち寄って定める。
 中国国内では従来、国や地方政府、業界ごとの規格が乱立していたが、2018年施行の「改正標準化法」を機に規格の統一が進んだ。足元では国際機関への関与を通して国内標準を国際標準に反映する動きを強めている。18年から標準化の中期戦略「中国標準2035」の検討が始まったが、現時点で詳細は公表されていない。
 国際機関での活動に加え、広域経済圏構想「一帯一路」の関連プロジェクトでも中国の規格採用が推進されている。経済大国となった中国の関与は国際標準化に欠かせない一方で、政治色が強まり過ぎることには懸念の声もある。