日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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地球温暖化

2020年7月26日(日) 日本経済新聞 朝刊

今世紀末、気温4度上昇も
 二酸化炭素(CO2)などの温暖化ガスが大気中に増えることが原因で地球の気温が上昇する現象を指す。自然災害や生態系の変化を引き起こし、人々の生活に様々な影響を及ぼす。世界の平均気温は産業革命前から既に約1度上昇した。国連環境計画(UNEP)は、このままのペースで温暖化ガスの排出が続けば、今世紀末には気温上昇は約4度に達すると予測する。
 地球温暖化で懸念される影響は数多い。気温と共に海水面が上昇し、太平洋の島しょ国や沿岸部の国では陸地が水没する危機にさらされる。アジアなどでは、豪雨が増加し、台風が大型化するリスクが高まる。一方でアフリカなどでは、干ばつなどの被害が深刻になると指摘されている。
 急激な気候変動を和らげようと、世界の国々が地球温暖化対策に取り組む国際枠組み「パリ協定」が2015年に採択された。パリ協定は産業革命前からの気温上昇を2度未満、できれば1.5度以内に抑える目標を掲げる。ただ近年、中国やインドなどの新興国が温暖化ガスの排出を増やしているほか、米国がパリ協定からの離脱手続きを進めるなど国際協調の足並みの乱れも生じている。