日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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Z世代

2020年7月27日(月) 日本経済新聞 朝刊

生まれたときにはネット普及
 2000年代に生まれ、現在の年齢が20歳前後までの若者たちを指すことが多い。1990年代後半生まれを含む場合もある。主に米国で使う世代分類で、X世代(60~70年代生まれ)やY世代(80~90年代生まれ)に続くことからZ世代と呼ばれる。米人口の約3割とされ、20年代半ばまでに多くが労働市場に出るため、社会に与える影響は大きくなりそうだ。
 Z世代の特徴のひとつは「デジタルネーティブ」ともいわれるインターネットとの近さだ。すでにネットが普及した環境で生まれて育った。スマホやSNS(交流サイト)は標準の機器や技術として身の回りに存在していた。ネットを通じて友人を含む様々な人たちと常につながっているのが当たり前だと認識して暮らしてきた。上の世代に比べ、SNSを通じた個人の情報発信にも積極的だ。
 消費や職業選択、政治観などといった価値観も上の世代と異なる。08年のリーマン・ショック後の不況期を経験したため、金銭感覚や職業観は保守的な傾向だとされる。スマホを通じて世界のニュースに接する機会が多く、世界経済や国際問題への感度が比較的高いとの調査結果もある。