日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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DX

2020年8月10日(月) 日本経済新聞 朝刊

ITで変革、日本は遅れ
 企業がビッグデータや人工知能(AI)、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」などのIT(情報技術)を駆使し、製品やサービス、ビジネスモデルを変革すること。さらにITで業務や組織の運営、企業文化も含めて改革することを指す。2004年にスウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン教授が唱えた「ITの浸透が人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」との概念が起源とされる。
 生産設備をIoT機器でつないで稼働の最適化や故障予知に生かす取り組みなどが一例。だが日本企業のIT投資は競合の欧米企業に比べ、これまで低水準にとどまってきた。一般社団法人の日本情報システム・ユーザー協会と野村総合研究所が経営者らに実施した調査では、日本企業のDXの取り組みが欧米に比べて遅れているとの回答が7割超に及んだ。
 新型コロナウイルスの感染拡大で人や物の動きが制限され、流通業などではDXへの対応が業績を大きく左右する局面も出ている。厳しい環境下でもDXで変革を推し進められるかが将来的な競争力を左右することになりそうだ。