日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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米副大統領

2020年8月13日(木) 日本経済新聞 朝刊

議会や国民の説得役
 米国の行政府において大統領に次ぐナンバー2の役職。大統領が職務を続けられなくなった場合の継承順位は1位で、大統領が死亡したり辞任したりした場合には職務を継承する。副大統領が大統領に昇格した例はこれまで9回ある。暗殺されたケネディ大統領を継いだジョンソン副大統領のほか、1974年に当時のニクソン大統領の辞任を受けてフォード副大統領が昇格した。
 憲法では副大統領は上院議長であるとも規定されている。人事承認などで賛否が半数ずつに割れた場合には、最後の1票を投じて是非を決める役割も担う。大統領の腹心、相談役であるとともに、議会や国民を説得する役割を果たし、特使として海外に派遣されることもある。
 副大統領候補は英語で「ランニングメート(伴走者)」とも呼ばれ、選挙戦を大統領候補とタッグを組んで戦う。民主党のバイデン前副大統領が大統領選に勝利した場合、就任時には米国史上最高齢となる。1期4年で職を退く可能性も取り沙汰されており、副大統領が2024年の大統領選で民主党の有力な大統領候補になる可能性がある。