日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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フランチャイズチェーン

2020年9月3日(木) 日本経済新聞 朝刊

多店舗化、少ない資金で
 「フランチャイズ(franchise)」は「特権を与える」という意味の英語。小売店や外食店の事業形態の一つで、本部の運営企業が個人・法人とFC契約を締結する。本部は商標や商品販売権、経営ノウハウを特権として提供し、見返りにロイヤルティー(経営指導料)を受け取る。店舗の営業は契約したFC加盟者が担い、直営店より少ない資金で多店舗化できるメリットがある。
 契約上は本部とFC加盟者に上下関係はなく、別個の独立した事業者となる。商品開発や物流網の整備を本部に任せるなどの役割分担により、FC加盟者は事業経験がなくても経営しやすい。具体的な契約内容は業態によって変わる。日本フランチャイズチェーン協会によると、国内FC市場は総店舗数が約26万店、総売上高は約26兆円となっている。
 コンビニエンスストアでは、売上高から原価を差し引いた粗利益の一定割合をロイヤルティーとする場合が多い。ただ人件費の高騰や人手不足で経営環境が厳しくなるFC加盟者が増え、契約内容の見直しを求める声が強まっている。