日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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MBO

2020年9月15日(火) 日本経済新聞 朝刊

経営の自由度高める
 「マネジメント・バイアウト」の略称でM&A(合併・買収)の一種。経営者や従業員が、所属する企業や部門を買収する。経営者の資金は限られているため、投資ファンドと組んだり、金融機関から融資を受けたりするケースが多い。MBOで非上場化すれば、経営者は株価に左右されず、自由度の高い経営を行うことができるとされる。長期的な視点で大胆な構造改革に踏み込みやすい。敵対的買収を避ける狙いで使われることもある。
 過去の主なMBOの事例には、アパレル大手のワールド、外食のすかいらーく(現すかいらーくホールディングス)、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)などがある。すかいらーくやワールドは上場廃止後、経営の合理化などを進め再上場した。
 MBOでは、経営者が株式の買い手となるため、買収価格を低く抑えようとしやすい。経済産業省は2019年6月、MBOに関する指針を改定し、一般株主が不利にならないよう、独立した特別委員会を設置し、価格の妥当性を検討することなどを求めている。