日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

  • はてなブックマーク
  • Facebook
  • mixiチェック
  • Twitter
  • LinkedIn

新規株式公開

2020年9月28日(月) 日本経済新聞 朝刊

投資家が自由売買可能に
 企業が自社の株式を証券取引所に新たに上場し、不特定多数の一般投資家が自由に売買できるようにすること。英語の「Initial Public Offering」の頭文字を取ってIPOと呼ぶ。上場予定企業の株主が不特定多数の投資家に株式を売却(売り出し)したり、企業が新たに株式を発行(公募増資)したりする。両方実施する場合もある。
 証券取引所が上場を承認してから上場するまでの間には主に3つのステップがある。まず上場手続きの中心を担う主幹事証券会社が「想定価格」を算定する。企業の業績や将来性などを参考に計算して、証券取引所の上場承認と同じタイミングで公表する。
 次が「仮条件」の決定だ。主幹事証券が株式購入を検討する投資家を対象に妥当と考える株価水準を聞き取った上で、一定の幅で仮条件価格を設定する。最後に仮条件の範囲内で、いくらの価格で何株購入したいかを投資家から申し込んでもらう「ブックビルディング(需要予測)」を実施し、最終的な売り出し価格を決める。