日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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国際金融都市

2020年10月6日(火) 日本経済新聞 朝刊

東京、高税率や言葉の壁
 グローバルな金融取引や投資活動の拠点になる都市。世界のマネーが集まる米ニューヨークや英ロンドンなどが代表的だ。日本では東京都の小池百合子知事が2016年の就任当初から成長戦略の柱に据え、外資誘致の支援策などを打ち出してきた。
 足元ではアジアの金融センターである香港が政情不安に揺れていることなどから金融都市の構想が改めて浮上している。香港から流出する金融機関や人材を呼び込む好機との見方があるためだ。政府は7月にまとめた20年の経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)に改めて「世界・アジアの国際金融ハブとしての国際金融都市の確立を目指す」と明記した。
 東京は英シンクタンクZ/Yenグループが公表する国際金融センターのランキングでは世界4位につけるが、税率の高さや言葉の壁などによる暮らしにくさが課題と指摘されている。10月1日に東京証券取引所がシステム障害で終日取引を停止した事態が金融都市構想に冷や水を浴びせる可能性もある。