日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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担保・保証付き融資

2020年10月13日(火) 日本経済新聞 朝刊

対象は不動産が多い
 銀行は一般に企業にお金を貸し出す際に返済が焦げついても一定の資産を回収できるような措置をとる。「人的担保」は債務者本人にかわって返済義務を負う連帯保証人などがある。「物的担保」は土地・建物など不動産が代表例だ。債券や株式といった有価証券や、企業が商品の販売代金を受け取る権利である売掛債権なども対象になる。
 銀行の企業向け融資では担保や保証をつける契約が金額ベースで全体の半分を占める。担保の対象は不動産が圧倒的に多い。担保をつけると金利を下げやすい利点がある半面、企業にとっては不動産や設備を回収されると事業を続けられず再生が困難になるリスクもある。
 金融庁は銀行が担保・保証へ過度に依存し、融資先の経営や成長力の評価が不十分になっているとして融資姿勢の転換を促してきた。全国銀行協会と日本商工会議所は2019年に指針をまとめ、経営者が代替わりした後も金融機関が新旧の経営者に融資の保証を求める「二重取り」を20年4月から原則禁止することにした。