日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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サプライチェーン

2020年10月15日(木) 日本経済新聞 朝刊

品質・在庫の安定に役割
 原材料や部品の調達、製造、物流、販売までの一連の流れを総合した呼称で、複数の企業が関与する。IT(情報技術)を活用して生産・調達状況を管理し、品質や在庫を安定させる役割を担う。グローバル化の進展に伴い、中国経済が世界のサプライチェーンで重要な位置を占めるようになり、米中対立の主戦場になっている。
 米国はデータ通信やクラウドサービスなどで中国企業の排除を目指す「クリーンネットワーク計画」を掲げる。トランプ米大統領は米中経済の「デカップリング(切り離し)」を主張し、中国企業を米国のサプライチェーンから排除するよう求めた。事実上の禁輸措置で、同盟国にも同調を呼びかけている。
 これに対し中国は米国への対抗措置を取る。国家の安全や中国企業の利益を損ねる外国企業をリスト化し、輸出入や投資を制限する制度を設けた。日本も防衛装備品の調達制度を厳格化するなど対応を進める。