日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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無人店舗

2020年10月24日(土) 日本経済新聞 朝刊

コロナでニーズ高まる
 店内に配置した大量のカメラやセンサーで来店客の行動を分析し、キャッシュレス決済と組み合わせて従来のレジ店員を不要とする店舗を指す。労働集約型の産業では人手不足も強く、その生産性向上につながると注目されてきた。新型コロナウイルスの流行に伴う非接触ニーズの高まりから成長期待も高まっている。
 先行したのは米国や中国だ。監視カメラの技術や人工知能(AI)技術の蓄積が生きる。米アマゾン・ドット・コムが2018年に始めた無人店「アマゾン・ゴー」が有名。他にも菓子や飲料を中心にした小型店のジッピンなどスタートアップも多く勃興している。
 一方で日本では遅れていた。富士キメラ総研が20年2月にまとめた調査で19年時点で本格的な市場はまだなく、25年でも50億円と推定した。キャッシュレス決済の普及遅れがその一因だ。ただコロナ下で非接触ニーズが高まっている。コンビニエンスストアなど小売り各社も試験的な運用を相次ぎ始めており、今後本格的に市場が立ち上がる可能性は高い。