日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

  • はてなブックマーク
  • Facebook
  • mixiチェック
  • Twitter
  • LinkedIn

5G

2020年11月4日(水) 日本経済新聞 朝刊

伝送速度「4G」の100倍
 携帯電話方式の第5世代規格。日本では3月にNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社が商用サービスを開始した。各社は5Gの前の世代にあたる「4G」のプランに500~1000円上乗せし、月額7000~8000円程度で提供。9月に5Gサービスをスタートした楽天は、4Gプランと同額(月額2980円)で、携帯大手3社の半額以下となる。
 最高伝送速度は4Gの100倍の毎秒10ギガ(ギガは10億)ビットで、2時間の映画を3秒程度でダウンロードできるとされる。同時に接続できる機器数も1平方キロメートルあたり100万台と、100倍。通信の遅延は10分の1の1ミリ秒程度にとどまり、送受信時のずれが少ない。
 これらの特徴を備える5Gは幅広い業界への波及効果が見込まれる。基地局開発や電気通信工事などのインフラやスマートフォンなどのデバイス需要の拡大に加え、自動運転や遠隔医療などの新たなサービスが広がると期待される。第一生命経済研究所の永浜利広首席エコノミストは「通信投資のサイクルは定期的にやってくるが、5Gは新産業を数多く生む点で従来より経済効果が大きい」と話す。