日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

  • はてなブックマーク
  • Facebook
  • mixiチェック
  • Twitter
  • LinkedIn

ロックダウン

2020年11月20日(金) 日本経済新聞 朝刊

経済・雇用に甚大な影響
 感染症や暴動などの事態が発生した際、被害拡大を防ぐために外出などの行動を制限する措置。新型コロナウイルス禍では感染の度合いに応じ、各国が外出禁止令などの措置を講じてきた。英語の「lockdown」は「封鎖」を意味する。都市封鎖の意味あいも含む単語だが、コロナ禍では緩やかな行動制限も含めた広義の意味で使われることが多い。
 感染の再拡大に拍車がかかる欧州では、フランスが10月30日から全土を対象に外出制限を実施した。英国では11月5日からイングランド全域で外出規制や店舗閉鎖などの措置を導入した。同様に感染が拡大する米国ではミシガン州がレストラン屋内での飲食を禁止するなど、州ごとに規制の厳しさが異なる。
 都市封鎖は人と人の接触を減らすのに有効な手段である一方、経済や雇用に甚大な影響を与える副作用もはらむ。そのため、春先の感染拡大時には全土の都市封鎖を実施した国でも、足元では全国規模の措置は避けるケースがある。感染拡大が深刻な地域のみに制限を敷くなど、感染抑制と経済成長の両立を探る動きが目立つ。