日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

  • はてなブックマーク
  • Facebook
  • mixiチェック
  • Twitter
  • LinkedIn

国民健康保険

2019年5月21日(火) 日本経済新聞 朝刊

平均年齢高く赤字体質
 自営業者や農家などが入る健康保険。2017年度末時点の加入者数は約3100万人。公的な医療保険制度としてはこのほか、大企業の社員を中心とした健康保険組合(健保組合)、中小企業の社員などが入る全国健康保険協会(協会けんぽ)、公務員の共済組合がある。
 国保は非正規労働者や74歳までの退職高齢者の受け皿でもある。そのため健保組合や協会けんぽに比べて加入者の平均年齢が高く、所得水準が低いのが特徴だ。厚生労働省によると、国保の17年度の収支は450億円の赤字だった。16年度に比べ1000億円縮小したが、一般会計からの法定外の繰り入れで赤字を補填する構図が続いている。
 国保のあり方を検討した政府の社会保障制度改革国民会議は13年、運営を市町村から都道府県に移す提言を公表。改正国民健康保険法が成立し、18年4月に実現した。運営規模を大きくして財政を安定させるのが狙い。保険料の徴収は市町村が担い、都道府県に納める仕組みだ。