日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

  • はてなブックマーク
  • Facebook
  • mixiチェック
  • Twitter
  • LinkedIn

デジタル通貨

2019年11月21日(木) 日本経済新聞 朝刊

法定通貨で裏付け
 紙幣や硬貨ではなく電子的に決済する通貨。例えば現在は手数料が必要で時間もかかる国際送金が、スマートフォンやパソコンで簡単にできるようになる可能性がある。発行の裏付けとして米ドルなどの法定通貨の資産を持つのが特徴だ。利用者の通貨に対する信用によって価値が保たれるビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)とは区別される。
 仮想通貨と同様、残高や交換の記録を分散して管理するブロックチェーンを使うことで、改ざんされず安全性を高められる。ビットコインなどは投機の対象となり相場が乱高下した。デジタル通貨は法定通貨の裏付けにより価値が相対的に安定し決済に使いやすいと期待される。
 企業などが相次ぎ発行する構想を表明している。米フェイスブックは「リブラ」の発行を打ち出し、10月の設立総会ではライドシェア大手の米ウーバーテクノロジーズなど21社・団体が参画に署名した。ただ、一部の中央銀行は金融政策が及ばなくなると警戒しており実現は不透明だ。欧州連合(EU)は欧州中央銀行(ECB)に対し、公的なデジタル通貨の発行を検討するよう求めている。