日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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サーキットブレーカー

2016年2月1日(月) 掲載

 金融市場の急激な変動に対応し、取引をいったん止めて投資家が冷静に判断できるようにするための制度。日米欧など先進国の株式市場は一般的に導入している。中国では、4日から制度が始まった。2015年夏に上海株が急落したことを教訓に、中国証券監督当局が導入を決めた。
 中国では、上海総合指数と並ぶ中国の代表的な株式指数「CSI300」が一定の範囲で変動した場合に適用される。上海総合指数が上海市場の上場株式のみを対象にする一方、CSI300は上海と深?の両市場の銘柄を対象にしており、機関投資家が利用する場合が多い。CSI300の変動幅が前日比5%を超えれば、すべての株式と先物の売買を15分間止め、同7%超になると、その日の売買はすべて停止する仕組みだ。
 日本のサーキットブレーカー制度は中国と異なり、先物とオプションにのみ適応される。現物株式は対象外となっている。このため株式相場が急変動しても、現物株式の取引が全面的に停止することはなく、投資家は売買を続けられる。中国ではサーキットブレーカー制度の導入によって、急激な相場変動を回避できるようになった一方、投資家にとっては、売りたいときに売れない流動性リスクが高まった面がある。