日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

  • 0
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • はてなブックマーク
  • Facebook
  • mixiチェック
  • Twitter
  • LinkedIn

フラッシュメモリー

2016年2月1日(月) 掲載

 写真や動画、文書ファイルなどのデータを記録する半導体メモリーの一種。半導体の回路構造の違いにより「NAND型」と「NOR型」がある。主流のNAND型は大容量化しやすく、スマートフォン(スマホ)の普及によって市場規模が拡大し続けている。パソコンのデータ保存媒体もハードディスク駆動装置(HDD)からNAND型を使った「ソリッド・ステート・ドライブ(SSD)」に徐々に切り替わっている。
 NAND型の世界市場では業界2位の東芝が、シェア首位の韓国サムスン電子を追う構図が続いている。両社は回路の線幅を細くして半導体の集積度、性能を高める「微細化」技術の研究で激しく競り合ってきた。東芝は四日市工場(三重県四日市市)で業界3位の米サンディスクと合弁工場を運営しており、工場建屋1棟あたり数千億円という巨額の設備投資を分担している。
 最近ではスマホでデータ量の多い動画を楽しむ消費者が増え、メモリーの大容量化、省電力化の要求が高まっている。半導体各社が競ってきた微細化が限界に近づいてきたため、性能を高める新技術として薄い記憶素子を何層にも積み重ねて性能を高める「3次元フラッシュメモリー」の開発競争が激しくなっている。