日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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原発の活断層評価

2016年3月1日(火) 掲載

 地層や岩盤の裂け目を断層という。過去に繰り返し動いた形跡があり、将来も動く可能性があるものを特に活断層と呼ぶ。2013年7月に施行された原子力規制委員会の新規制基準では壊れてはならない原子炉建屋など重要な施設を活断層の上に設けることを禁じている。既存の原発でも直下に活断層があることが明らかになれば運転は認められない。原子力施設の活断層の評価について規制委は12万~13万年前以降に活動した可能性が否定できない断層を活断層と定義。断層の活動性が明確でない場合、40万年前までさかのぼって評価することも求めている。
 調査用に掘った溝「トレンチ」や穴を開けて地層を取り出す「ボーリング」といった現地での調査などをもとに断層がずれた年代を特定する。ただ、特定する作業は難しく、規制委と電力会社などの意見が対立し、結論が出るまで時間がかかるケースが多い。
 規制委の有識者会合はこれまでに日本原子力発電敦賀2号機(福井県)や北陸電力志賀1号機(石川県)の直下に活断層がある可能性を指摘している。活断層かどうかの最終的な結論は、規制委が原発の再稼働にあたって求める安全審査の場で判断する。