日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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辺野古移設

2016年4月1日(金) 掲載

 沖縄県宜野湾市の米軍普天間基地を日本に返還し、代替施設を名護市辺野古にある米軍キャンプ・シュワブ沿岸部に移すことの可否をめぐる問題を指す。1995年の米兵による少女暴行事件を契機に日米両政府が返還協議をはじめ、96年に合意した。2005年に辺野古地区への移設、06年に2本の滑走路をV字に建設する案がまとまった。このころは14年までに移設を実現するとしていた。
 09年衆院選で政権交代が起こり、「最低でも県外移設」と掲げた民主党の鳩山由紀夫代表が首相に就任し、迷走がはじまる。第2次安倍政権発足後の13年12月、沖縄県の仲井真弘多知事が辺野古沿岸部の埋め立てを承認したものの、14年知事選で移設反対派の翁長雄志氏が知事に就いたことで、着地点は一段と見えなくなった。
 日米合意では辺野古移設の完了時期を「22年度以降」としている。菅義偉官房長官は14年9月に沖縄県を訪れた際、19年をめどに普天間基地を運用停止する方針を伝えた。政府は16年度予算案で前年度比10億円増となる3350億円の沖縄振興費を計上した。沖縄の基地負担を減らす努力を続け、辺野古移設への理解を広げたいとしている。